スリムな体を手に入れるには、痩せやすい生活習慣を身につけて継続することが大切です。美しく痩せるため、日々の積み重ねが物を言うからです。
激しい運動や厳しい食事制限など、無理なダイエットを頑張ってリバウンドするよりも、普段の生活の中で取り入れられるちょっとしたことから始めるのをおすすめします。
ここでは、今日からすぐに実践できる手軽で痩せる生活習慣をご紹介しましょう。
目次
1.早起きをして朝日を浴びる
早起きは痩せる体づくりの基本です。規則正しい生活は健康な毎日のリズムを生み出します。起きる時間が決まっていると一日を通して食事の時間や活動の時間が整いやすいため、だらだらとした生活がしづらいくなるからです。
とくに早起きのメリットは朝日を浴びることができる点です。目覚めには体内で分泌されるセロトニンが関係しています。体内時計のリズムをもたらす物質で、朝日を浴びるとセロトニンの分泌が活性化します。
セロトニンによって一日のリズムが整うと、健康な体の維持に大切な成長ホルモンの分泌も促されるので、ダイエットにも効果があります。
2.朝食を食べる
元気な一日を送っている人ほど朝食を食べています。しっかり食べる必要はありません。栄養バランスのよい軽い食事を取るだけで十分です。朝は忙しいので手軽に用意できて食べられるものがおすすめです。
ご飯とお味噌汁だったり、パンとフルーツ、野菜ジュースなど、定番を決めておくと良いでしょう。
朝食には体温を上げて日中の活動をしやすくし、健康な食欲を引き出す効果があります。一日のスタートのスイッチ代わりと思って必ずちょっとしたものを食べるようにしてみてください。
3.よく噛む
食事をするときよく噛むのは痩せる習慣の中でもとても大切です。目安は一度に30回。無理してかみ続ける必要はありませんが、口の中で食べたもののかたちがなくなるぐらいは噛むようにしてください。
よく噛むことは満腹中枢を満足させて、少ない食事量でも空腹感を満たすことができます。
胃への負担も少なくなるため、消化吸収が効率的になり、少ないカロリーで十分な栄養を摂取できるようになります。また、頭への刺激も与えるので、気持ちが落ち着いてストレスによるどか食いを防ぐ狙いもあります。
4.水をよく飲む
水分が不足するとドロドロ血液になるので痩せづらい体質へと傾きます。そこで、水分をこまめに摂ることで体内の乾燥を防ぎ、体調を整えましょう。
常にペットボトルを持ち歩いて、のどが渇いたと感じる前に少量ずつ噛むように飲むのがポイントです。常に水分を補給することで、胃を潤し、空腹感を抑える効果もあります。
5.新鮮なフルーツを食べる
ダイエットには新鮮な果物は欠かせません。フルーツはビタミンやミネラルを始め抗酸化作用の高い成分が豊富です。さらに、食物繊維が豊富なので間食代わりに食べると空腹感を抑えやすく、しかも腸内環境を整えてくれます。
便秘や下痢などお腹の不調はダイエットの大敵です。もし甘い物がやめられない人は、お菓子の代わりにフルーツを摂るようにしてみてください。糖分を抑えられるだけでなく、お腹の調子も整えられます。
6.睡眠時間は7時間
健康な人ほど睡眠を大切にしています。というのも、痩せづらい人ほど睡眠不足の傾向が強いといわれています。実際、睡眠が少ないとストレスを感じやすくなったり、食欲が増進したりと、ダイエットの成功が遠のきます。
睡眠時間の目安は7時間が理想とされています。睡眠時間がそれ以下の場合、肥満になりやすいことがデータでも証明されているためです。
そして、できるだけ12時までに就寝することがポイントです。寝ている間、成長ホルモンが分泌されるのは12時から2時頃だといわれています。太りにくいカラダを目指すためには、睡眠時間と合わせて早寝早起きも心がけてください。
7.家事をする
こまめに体を動かすことはダイエットの基本です。とくに家事は取り立ててスポーツをしなくても適度に体を動かせる理想的なダイエット習慣といわれています。
掃除機を掛けたり、拭き掃除をしたり、料理をするなど、普段の何気ない家事はちょうどよい全身運動になります。
しっかり家事をしている人ほど、筋肉も維持しやすく脂肪も無理なく落とせるようです。
8.軽い運動をする
筋肉痛が心配になるほどのハードなスポーツやトレーニングは必要ありません。軽い散歩やウォーキング、体操などを習慣にすることが大切です。
おすすめなのはストレッチや体操です。これならテレビを見ながらでも自宅の小さなスペースですぐに行えます。
体を動かすときにはとくに下半身を使ったメニューを選びましょう。筋肉の基礎代謝量が多い足は軽く運動すると効率よくダイエット効果が得られます。
9.お風呂に入る
体温を上げて寝付きをよくするために、毎日就寝の2時間前までにお風呂に入りましょう。シャワーより湯船に浸かることが大切です。
熱めのお風呂は体の疲れを取って心身をリフレッシュしてくれます。一方、ぬるめのお風呂はリラックス効果が高く、全身をよく温めて体温をしっかり上げてくれます。
長風呂するなら半身浴がおすすめです。みぞおちより下をお湯に浸けて20分以上入りましょう。半身浴はじっくりと汗をかいてカロリーを消費できるので、体への負担も少なくダイエットに役立ちます。
10.ストレス解消を心がける
ストレスは異常な食欲のきっかけになるばかりでなく、体をカチカチにしてしまって血行も低下させてしまいます。ストレスによるイライラはやけ食いや、炭水化物や糖質を摂りたくなるなど、ダイエットの大敵です。
軽く体を動かしたり、新鮮な食事を摂ったり、友人とコミュニケーションを心がける、趣味を楽しむなど、常に心のリフレッシュを努めるようにしましょう。
まとめ
日常生活をちょっと改善するだけで、痩せやすい習慣を身につけることができます。
ダイエットは日々の積み重ねが大切です。食事や睡眠、運動など、普段当たり前にすることを少しだけ意識して行ってみるようにしてみてください。